年長児の3学期!
いよいよ、卒園や就学に向け
子どもたちの意識も変わってきました。
新学期を迎え、学園内の広い和室でお茶会をしました。
「お泊り保育の時、みんなでここで寝たね」
と覚えていたお友だちもいましたよ。
京都光華中学・高等学校が伝統文化の授業でもお世話になっている、裏千家の先生から
お茶会での作法を体験しながら学びました。
まずは、入口での靴の脱ぎ方
和室では畳の縁を踏まないことや入室の仕方など
一つひとつお手本を見せてもらいながら
教えて頂きました。
両手をついてお礼 両手を添えて… お皿からお菓子を懐紙に取ります
普段は元気いっぱい、にぎやかな年長児ですが、
この日は、こころ静かに…礼儀正しく!
梅の花と松
お茶菓子を頂く作法も完璧です☆
「今日のお茶菓子は何に見えますか?」と言う先生の言葉に
「お花に見える」「さくら?」という声が多かったのですが、
「今日のお茶菓子は、梅の花と松です。
お茶菓子も季節を感じられるようになっていますよ」と
お話して頂きました。
ちょっぴり緊張しながらも、
「美味しいね」という表情が伺えます。
いよいよお抹茶を点てて頂きます。
茶碗の拝見の仕方も一緒に学びました。
「ちょっと苦いけど全部飲めた」と
幼稚園に戻ってから他の学年の先生にも
話していました。
床の間を拝見する時には、
「おじいちゃんとおばあちゃんのお家にあるよ」
「お正月に遊びに行ったときに、このお部屋あった‼」と
たくさん聞かせてくれました。
広い和室、床の間…お茶の香りや味わい…
子どもたちは、いつもと違う緊張感の中で、
おだやかな雰囲気の先生から、優しく丁寧にご指導いただき
「楽しかった」と話していました。
日本の伝統文化に触れ、卒園前に貴重な時間を過ごすことができました。